Design
都市の洗練を象った、未来を映す佇まい。
Facede Design
雄大な自然と遥かな歴史に、想いを馳せるランドマーク。
脈々とこの地に受け継がれる人々の暮らしの営み、そして豊かな自然の恵みに敬意を払って、北見らしいモチーフを随所に取り入れた外観デザインに。
大地・風・空・海といった要素を掛け合わせて、オリジナリティを表現しました。
基壇部
広大な大地のイメージを表現した、レンガ調の重厚あふれるタイル素材を採用。建物のシンボリックな表情を創出します。
車寄せ
屋根を設けたエントランスの車寄せをご用意。住まう方を思いやりとともに出迎え、ホテルのような気品を醸し出します。
シンメトリーデザイン
左右対称の端正に仕上げたデザインで、邸宅らしい格調高い雰囲気を演出。大地や青空と美しく調和する造形美を追求しています。
Design Concept
この地に根差した住まいの本質的な美しさを、余すところなく丁寧にデザインしていく。
北見市に属する常呂地域は、旧石器時代から現在まで絶えることなく人々の活動の痕跡が残されており、歴史の深さを感じさせるエリアです。
基壇部には広大な大地を模した重厚感のあるレンガ調のタイルを、中層から上層部にかけては、美幌から届く爽やかな風やあたたかい光を受け止めるルーバーやマリオンを設け、さらに最上段のガラス手摺は、透明感が強く大空に向かっていくような仕上がりに。大自然を想起させるモチーフをバランスよく配して、肥沃な農耕地でもある北見の歩んだ歴史へのリスペクトを込めた表現としています。
また、地域の新たなシンボルとして周囲との「つながり」を意識し、まち全体を招き入れるようなイメージを具体化しました。サロマ湖やオホーツク海に至る広々とした北見の「入り口」と呼ぶに相応しい、オープンでひろがりのある伸びやかな印象を想起させるデザインとなっています。
Architect
株式会社フージャース
コーポレーション
建築本部 本部長
一級建築士
會本 晴紀
Entrance Hall &
Owner’s Lounge
優雅さと落ち着きを極めた、心和ませる迎賓空間を。
モダンなアルミパネルの庇に守られたアプローチと大地の質感を表現した壁面を通り抜けると、ガラスから優しい光が差し込む2層吹抜けのエントランスホールへ。
「ミッドセンチュリー」をテーマとしたオーナーズラウンジは、ガトーアカシアの少し赤身がかった柔らかな木目調の空間に。安らぎと華やかさが溶け合う、特別な癒しのひとときを味わえます。
- ※外観完成予想図は各計画段階の図面を基に描き起こしたもので、外観・色調等は実際とは異なる場合があります。なお、外観・形状の細部などは省略または簡略化しております。 行政指導や改良のため、変更となる場合があります。
- ※掲載の現地周辺航空写真(2023年10月撮影)は一部CG加工したもので、実際とは異なります。