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街に誇れる造形美は、
絶景の一部となる。
より長崎らしさを際立たせる
絶景の創造に挑んだ。
まず、この地に足を踏み入れて感じたのが「港」を中心に物事が進んでいること。
そして街の隅々まで息づいている
「異国情緒」。
株式会社 南條設計室
プリシンバルディレクター
山形 毅 氏
2005年工学院大学大学院終了後、南條設計室に入社。
グッドデザイン賞など、多くの賞も受賞しています。
長崎港は鶴の港と呼ばれています。 海、空、公園の緑に映えるよう、白を基調にしました。部分的に黒のラインを細かく入れるなどして、このデザインへと昇華。翼を広げ、海に向かっていく姿を思い浮かべてみてください。
公園の緑との連続性を意識しながら、多彩な植栽を植え、最初から自然に生息していくような表情を計画しています。
あえて美術館の外壁に近い色と風合いを持つマテリアルを運び、ひとつの作品としての存在感を醸し出しました。
長崎港の「絶景」をさらに魅力的にする建築物を愉しんでいただきたいと思います。
エントランスからラウンジへ。最初にあなたの目に映るのは公園の緑、そして海と空。
ここには、開放感を堪能しながら、都市の緊張や喧騒を遠ざけるやすらぎが漂う。
水面の揺らぎをモチーフにした天井のパネルやランタンをモチーフにした照明は、オーナーズラウンジのひとときをより優雅に誘う。
エントランスへ導くアプローチは、公園の緑がつづくよう、季節を感じさせる植物が潤いある景色をつなぐ。
エントランスアプローチに踏み入れると、そこに広がるのは静寂の空間。
目指したのは、公園に佇むレジデンス。
公園の緑がつづくように、多彩な種類の植物を植栽。シマトネリコ、オリーブ、ヤマボウシなどの常緑樹が公園との連続性を醸成。さらに配棟計画において意識したのは、調和と居住性。南面に公園が隣接するという開放感を生かし、絶景を享受しながら、プライバシー確保を両立するプランニングを丹念に追求した。
※掲載のマテリアルイメージ写真は、計画段階の素材を撮影(2023年6月)したもので、実際とは異なる場合があります。※天然素材については個々に色調・質感が異なります。※掲載の完成予想図は計画段階の図面を基に描き起こしたものに現地周辺を撮影(2023年6月撮影)した写真をCG加工し、合成したものです。掲載の各完成予想図は計画段階の図面を基に描き起こしたものです。外観・外構、色調等は実際とは異なる場合があります。なお、外観形状の細部・各種機器・配管及び電柱・架線・周辺景観は省略または簡略化しております。行政指導や改良等のため、変更となる場合があります。植栽は特定の季節を想定したものではなく、今後、樹種・位置大きさ等変更となる場合があります。また、竣工時ではなく育成後を想定して描いております。